何からはじめればいい?転職活動の準備と進め方を解説

転職活動は何から始めたらいい?

どういう順序で進めればいいの?

転職活動に興味があるものの何から手をつければいいかわからず、結局後回しにしていませんか?

転職活動における重要なポイントはこちらです。

・最初に退職まで含めた全体のスケジュールを確認
・エージェントに登録する前に必ず「転職の軸」を決める
・転職「サイト」ではなく、転職「エージェント」を利用
・求人票は最低50社ぶんをチェック

転職活動を始める前に全体のスケジュールや重要ポイントを確認しておくことで安心して転職活動を進めることができます。

実際に未経験からITエンジニアへの転職に成功した私の経験に基づき解説をしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

でも万一転職先でうまくいかなかった時のことを考えると不安、、と考えている人も大丈夫です!

内定を得た後にどうしても気になることがあれば辞退すればいいのです。

内定を辞退したとしても転決して時間の無駄になることはありません。

転職活動を通して「今の自分の市場価値」や「本当にやりたかったこと」「今後身につけるべきスキル」といったものが明確になるため、今後のキャリア形成に絶対にプラスになります。

それでは内定までのプロセスを順番に見ていきましょう。

目次

転職を思いたったら最初にすること

早速転職エージェントに登録すればいいんだよね!

ちょっと待って!その前にやることがあります!

転職活動を始める際に最初に転職エージェントに登録する方がいますが、「転職の軸」が決まっていないうちに登録するのはNGです。

必ず先に転職の軸を決めましょう。

転職の軸とは自分が転職により達成したいこと、転職先に求める条件です。転職で叶えたい事とも言えます。

転職エージェントはこの転職の軸を基に求職者に合った企業を提案します。

そのため明確な転職の軸がなければエージェントはどういった企業を紹介すれば判断できず、転職活動の期間が無駄に長引いてしまいます。転職の軸は行き先を決める羅針盤となりますので、必ず最初に決めましょう。

転職の軸の重要性はわかったけど、どうやって決めたらいいの?

上手く設定するコツがあるため一つずつ紹介しますね!

転職の軸の決め方

転職の軸は次の手順で決めます。

1 転職で叶えたいこと、現職での悩みを書き出す。
2 書き出した悩みや希望を叶えるにはどうなっていればいいかを考える。
3 優先順位をつける

僕が当時考えていたことを例に取りながら順番に見ていきましょう!

まず最初に「なぜ転職をしたいのか?」を明確にします。

転職を考えることのなったきっかけや、これまでの業務で感じていた悩みなどを可能な限り書き出してみましょう。

こちらは前職での私の悩みです。

  • 残業が多く平日に自由な時間がない
  • 社内の細則が細かすぎて稟議を取るまでに非常に多くの時間がかかる
  • 上司と価値観が合わない
  • 転職時にアピールできるスキルがない
  • 若い時からたくさん稼いでいきたいが年功序列のため昇給の速度がかなり遅い

次に転職先に求める条件を考えて書き出していきます。

  • 残業が多く平日に自由な時間がない
    ⇒残業は月20時間未満であれば許容できる。
  • 社内のルールが細かく定められており承認書の稟議を取るまでに非常に多くの時間がかかる。
    ⇒・DXを推進している会社、進みやすい会社を選ぶ
     ・歴史ある企業ではなく成長中の企業を選ぶ(意思決定が早いため)。
  • 会社・上司と価値観が合わない
    ⇒社員の挑戦ややりたいことを支援する文化のある企業を選ぶ
  • 転職時にアピールできるスキルがない。
    ⇒社会的に需要がある、かつAIに代替されにくいスキルを身に着ける。
  • 若いうちからたくさん稼いでいきたい
    ⇒年収の中央値が高い企業へ転職する

最後に優先順位を付けていきます。

上記で書き出した内容を要約しつつ、できるだけ具体的に記載するようにしましょう。

  1. 残業が月20時間未満の会社を選ぶ
  2. 将来的な転職でアピールできるスキルを身に着けられる環境を選ぶ
  3. 年収の中央値が高い業界、職種を選択する
  4. DXが進みやすい業界を選ぶ
  5. 成長中の会社を選ぶ

僕の場合はこんな感じでした。ここまで落とし込めれば一先ず十分です。

ここまで整理できればOK!

ここで覚えておきたいことがあります。それは「転職ですべての条件を叶えることがほぼ不可能」ということです。

人の性格が十人十色なように企業の特徴もそれぞれです。特に未経験からの転職の場合、年収を重視したくても最初は実績がないため前職からの年収アップは難しい場合が多いです。

そのため、転職活動においては先ほど優先順位を設定した転職の軸のうち、上位3つを最初は意識しましょう。

僕の場合は、「残業が月20時間未満の会社」、「転職に活かせるスキル、経験を身につけられる会社」、「年収の中央値が高い業界、職種」の3つとなります。

お疲れ様でした!以上で転職の軸の設定は完了です!
次のステップに進みましょう。

転職エージェントへの登録

転職エージェントと転職サイトの違い

転職の軸が明確になったところで、次に転職エージェントに登録、、といきたいところですがもう一つ確認することがあります。

そもそもなんだけど、なんで転職サイトじゃダメなの?

良い質問です!確認しておきましょう!

断言しておきますが、おすすめは転職サイトよりも圧倒的に転職エージェントです。転職サイトとの違いは以下の観点で5つあります。

・求人の質
・求人の見つけ方
・応募書類の添削、面接対策の進め方
・給与の交渉

両者の違いを確認していきましょう。

転職サイトと転職エージェントの違いその1 ー求人の質ー

最初の違いは「求人の質」です。

転職エージェントがかかえる案件の質は転職サイトよりも良いです。

理由は両者のビジネスモデルの違いを知ることで理解できます。

転職サイトを介して求人を出す企業は、転職サイトを運営している会社に利用料を支払い求人を掲載をします。

一方転職エージェントの場合、人材を獲得したい企業は転職エージェントから紹介のあった求職者を採用した際に、求職者の年収の2〜3割程度を報酬(採用にかかった費用)として転職エージェントに支払います。

転職エージェント側からすれば、より多くの人材が採用されるほど多くの報酬を得ることができる仕組みです。

ただし誰でもいいというわけには当然いきません。企業に紹介した人が入社から数ヶ月以内に退職してしまった場合、エージェントは報酬の一部を企業に返還しなければならないというルールがあります。

エージェント側からすると、紹介した人がその企業に長く在籍することで最大の報酬を受け取ること出来るため、求職者と企業のミスマッチを減らそうと尽力します。

一方、求職者側からすれば自分の希望に合う企業を見つけることができ、企業側からすると長く会社に貢献してくれる人材を見つけやすいといった三方良しな関係が成立います。

転職希望者、企業、エージェントにとっていいサービスなのね!

理由はもう一つあります!

企業はエージェントから紹介のあった人材を採用した場合、雇った人の年収の2〜3割をエージェントに支払わなければなりません。つまり資金力のある会社しかエージェントを介して人を雇うことができません。

資金に余裕のある会社というのは財政的に安定している、または成長中の会社であり、年収と合わせて良い待遇も期待できます。

一方転職サイトにしか求人を掲載していない企業は財務が安定していない可能性が高いです。

<転職エージェントを使うべき理由その1 ー求人の質ー>
転職サイト
・ブラック企業をはじめとした質の低い求人が含まれる可能性が高い
転職エージェント
・エージェントが選択した質の高い求人票を受け取ることができる。

転職サイトと転職エージェントの違い理由その2 ー求人の見つけ方ー

2つ目は求人の見つけ方の違いです。

転職サイトでは自分で求人を探しますが、転職エージェントではエージェントが求職者の条件に沿った求人票を提案します。

これには大きなメリットがあります。

それはこれまで自分のこれまでの経験と関連のある自分が知らなかった、または興味のなかった業界の求人票も提案してくれることです。

突然ですが「VUCA」という言葉を聞いたことはありますか?

VUCAとは社会やビジネスにおいて将来的な変化の予測が難しいことを示す造語で、次の英単語の頭文字をとったものです。

・Volatility:変動性
・Uncertainty:不確実性
・Complexity:複雑性
・Ambiguity:曖昧性

例えば最近AIが急速な発展を遂げています。今後はこれまで人が行なっていた単純作業のほとんどはAIに置き換わっていくでしょう。しかしこういった動きはここ数年で一気に強まったもので、こんなにも早くAIが広まるとはほとんどの人は予測できていなかったかと思います。

AIの急速な発展はまさにVUCAの一部であり、最近流行したコロナウイルスによる経済活動の低迷、大手銀行の破産、ロシアによる侵攻などもVUCAの要素です。

転職に関して言えば、終身雇用制度の維持が困難になりジョブ型雇用への移行が進んでいることが挙げられます。

なんかこれからも安定して働き続けられるか不安になってきたかも、、

大丈夫です!ちゃんと対策があります!

将来の不確実性が大きい状況でもキャリアを築いていく方法はあります。

それが「軸ずらし転職」です。

軸ずらし転職とは、同じ業界内で職種を変える、または職種はそのままに業界を変える転職を意味しています。

具体例を挙げると、Aさんは新卒1年目でメーカーの営業職として入社したとします。2、3年の経験を詰んだのち、今度はIT系の営業職に転職をしました。まずこれが「同じ職種のまま業界を変えた転職」です。

次にAさんは営業で培ったものを売るスキルをベースとして、マーケティング会社へ転職することとしました。これが「同じ業界にいながら職種を変える転職」です。

この時Aさんは元々営業として活動をしてきた経験があるため、どうすればお客さんがものを買ってくれるのか、会話の内容からどんなところに悩みを持っているのかといったことを見抜く力が優れています。そういったスキルはネットを通して集客・販売をするマーケティング業界とも相性が良いですし、Aさんは個人対個人のスキルだけでなく個人対大勢を相手に出来るスキルを新たに身につけることが可能となります。

このように軸ずらし転職ではこれまで自分の経験をベースに、新しいスキル、経験を身につけていきます。

自分の専門性を少しずつ拡張していくのはわかったけど、どうやって今の職種、業界と関連のある企業を探していけばいいの?

ここで転職エージェントの登場です!

この章の序盤で述べた通り、転生エージェントは自身の関連のある職種・業界も提案してくれます。

エージェントに自分が軸ずらし転職に基づく新しい職種・業界を望んでいることを伝えましょう。

エージェントは転職サポートのプロですが、こちらの希望を完全に察することができるわけではないため、こちらの希望をはっきりと伝えることがポイントです。

れまで多くの人の採用を見てきた経験から求職者の方の経験を活かせそうな職種、業界を紹介することができます。

他の職種や業界に興味がない場合も、自分の可能性を広げるためにぜひ一度「自分の経験やスキルを活かせる職種・業界はあるか?」ということを聞いてみてくださいね。

<転職エージェントを使うべき理由その2 ー求人の見つけ方ー>
転職サイト
・自分で求人をチェックしていく必要があるため、軸ずらし転職を行う上で今の経験に関連のある企業を見過ごす可能性がある。
転職エージェント
・希望を伝えることで現在の経験に関連のある職種・業界の提案もしてくれる。

転職サイトと転職エージェントの違い理由その3 ー応募書類の添削、面接対策ー

エージェントと転職サイトの違いの3つ目は、サポートの手厚さです。

エージェントは無料で応募書類の添削や面接対策を実施してくれます。

自分一人で応募書類を作成したり面接対策をすることは大変だと思いますが、エージェントはその業界について多くの知識を持っており、かつ企業側の情報も把握しているため、通りやすい書類の書き方、受け答えを一緒になって考えてくれます。

プロの目から見てくれるのはとても助かるね!

僕も添削を受けることで自信を持って書類を提出することができました!

エージェントは体裁も含めて細かく確認をしてくれます。

書類通過後の面接対策についても、事前に作成をしていたQAの一覧を確認いただきました。

<転職エージェントを使うべき理由その3 ー応募書類の添削・面接対策ー>
転職サイト
・自分一人で実施をする
転職エージェント
・エージェントによる添削等を受けることができる。

転職サイトと転職エージェントの違い理由その4 ー給与の交渉ー

違いの最後は、転職エージェントは企業側の採用担当者との給与交渉も代行してくれるという点です。

欧米では自分で給与の交渉を行うことは一般的ですが、日本ではそういった文化はまだまだ浸透していません。

本当はもっと額を希望しているにもかかわらずいざ面接で給与の話になると気を遣って少し低めの額を提示してしまうことがあるかと思います。

エージェントは過去の採用実績、求職者の能力から妥当な金額を考え、例えば「〇〇さんはこのぐらいの金額だと内定を辞退するかもしれません。過去の実績からもこのぐらいが妥当だと思います。」のように給与交渉を代行してくれます。

<転職エージェントを使うべき理由その4 ー給与交渉ー>
転職サイト
・自分で企業と給与交渉を行う
転職エージェント
・エージェントが代行してくれる

おすすめの転職エージェント

転職サイトと転職エージェントの違いを理解できたところで、エージェントに登録しましょう。

エージェントの種類がたくさんあってどれを選んだらいいかわからないな

おすすめのエージェントを紹介しますね!

おすすめの転職エージェントは次の3つです。

  • JACリクルートメント
  • マイナビエージェント
  • Dodaエージェント

おすすめ1 JACリクルートメント

JACリクルートメントはある程度キャリアと実績のある方向けのエージェントでハイクラス案件を扱っています。年収が500万円以上ある場合は利用を検討する価値があります。

  • 年収の高いハイクラス企業を狙うなら一番のエージェント
  • 理職、専門職、外資、グローバル企業などに圧倒的な強み
  • 年収600万円以上の独占案件・非公開求人が多数

おすすめ2 マイナビエージェント

マイナビエージェントは有名ですよね。扱っている案件数が多いため未経験からの転職や転職活動が初めての方におすすめです。

  • 20代のはじめての転職におすすめ
  • 非公開・独占案件も多数
  • 首都圏・関西圏に強み

おすすめ3 Dodaエージェント

マイナビエージェントと大きな違いはありません。ただラインで簡単にエージェントと連絡が取れたり、UIの面でマイナビエージェントよりは使いやすかったです。

  • 転職サイトも同時に利用可能
  • ラインでも相談可能
  • 企業からのスカウト機能もあり

ちなみに僕はマイナビエージェントとDodaエージェントの2つを利用しました。

僕が目指していた業界については扱っている案件に大きな差はありませんでした。

エージェントに登録をすると認識合わせの打ち合わせを最初に行いますので、先ほど設定した転職の軸を伝えましょう。

求人票の確認方法

エージェントに登録をしたのはいいけど求人票が多すぎて見るのが大変、、、

一つ一つ見ていると結局どこに応募すればいいのかわからなくなりますよね。自分の希望に合う企業を選ぶコツがあるので共有しますね!

求人票を確認する際にも転職の軸が活きてきます。

僕の場合スプレッドシートで企業ごとの転職の軸との対応関係を管理していました。こちらはそのイメージ図になります。

また利用しているエージェントが複数に渡ると「あれ?この企業どこから応募したっけ?」となるため、利用しているエージェントも紐づけると管理しやすいですよ。

画像で示したシートが必要な方はインスタのDMにてご連絡ください。「進捗管理!」とコメントで随時返信します!

なお、未経験の業界に転職する際は必ず求人票を最低50件は確認しましょう。

理由は応募書類を作成する上でその業界、職種全体でどういったスキルや経験が重宝されているのか最初はわからないためです。求人票を複数確認することでまずは全体像を掴みましょう。

ここで要点を押さえておくことで面接官に響く記載や説明をすることができます。

ある程度気になった企業が出てきたら次に応募書類を作成して応募しましょう!

応募書類の作成

応募書類を作成していきましょう。

応募書類は履歴書と職務経歴書にわかれます。履歴書のポイントはこちらです。

  • 結論から記載する。
  • 結論を支持する理由を記載する。
  • 理由は定量的に記載する。
  • 自分の経験・強み
  • 資格を転職先の業務にどのように活かせるか、または課題を解決できるかを記載する。
  • その会社でどういったことを実現したいのか、その企業でしか実現できない理由を記載する。
  • 最後に結論を言い換えた形で結論を示す。

書類のテンプレートについてはこちらのサイト中の厚生労働省推奨のものが良いかと思います。

職務経歴書についてはこちらが参考になります。第二新卒の様式を使いましょう。

職務経歴書にはこれまでの経験を企業のニーズに沿うように書いていきます。作成のポイントはこちらです。

  • 自身の強みが企業のニーズとマッチしていることをアピールできる内容にしましょう。
  • 具体的な業務実績、経験、強み、資格といった点を項目立てて説明することで相手に伝わりやすい文章になります。

書類が完成したら企業に応募しましょう。

複数の企業にまとめて書類を提出することで内定の時期がバラバラになることを防ぎ、最終的に選択する企業をじっくり考える時間を作ることができます。

面接対策

無事に企業から書類通過の連絡が来ましたら、次に面接の準備を進めましょう。

面接対策についてはこちらの記事に詳細にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

内定

内定が無事に得られた改めて転職の軸と照らしてどの企業がもっとも自分の希望に合っているのかを検討します。

給与交渉については内定後にオファー面談というものが設定されますので、その際に自分の希望を伝えるかといいと思います。ただし事前に伝えていた額から大きく離れると印象が良くありませんので、内定前にエージェントや企業とコミュニケーションをとっておきましょう。

まとめ

今回は転職活動を行う上での準備と進め方を僕の経験に基づき解説しました。

はじめての転職活動でわからないことも多くあるかと思いますが、理想のキャリアを実現するために頑張りましょう!

同じように挑戦する方を応援しています。

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